日本初!心理職の国家資格『公認心理師』
みなさん、こんにちは。
札幌市中央区にあるカウンセリングルームここころ臨床心理士の嶋田です。
先日(平成31年1月31日)、第1回公認心理師試験(平成30年12月16日実施分)の合格発表がありました。
結果は…『合格』でした!
嬉しい!というよりやっと結果が分かってホッとしたというのが本音です。
やっと緊張から解き放たれました。
長~く続く緊張状態って本当にストレスです…。
過度のストレスは心身によくないので、できる限り最短で合格したい!
受検料も安くないし一発で合格したい!と思って頑張りました。
今回は私なりの試験勉強の方法やストレスとの付き合い方、心がけたことなどのご紹介をしたいと思いますので参考にしていただければ幸いです。
どうやって試験勉強をしたか
私は文字がいっぱい並んでいる教科書をひたすら読むのが苦手です。
すぐ飽きて眠くなってしまいます。
一方、授業形式で人が話しているのを聞くのは集中して取り組めます。
つまり私は目から入ってくる情報よりも、目と耳の両方から入ってくる情報の方が頭に残るようです。
なので、知識のインプットには無料の動画を見たり講習を受けたりしました。
試験当日、問題を解きながら動画や講習のシーンがよみがえって解答できたものもあったので自分には合っていたと思います。
アウトプットにはひたすら参考書の練習問題を解きました。
また、無料で模擬試験を実施していた自助グループや大学があったのでそちらもありがたく活用させていただきました(有料の講習や模擬試験は受けませんでした)。
ストレスとの付き合い方
試験勉強をしていると、つい「落ちたらどうしよう…」なんてネガティブな感情から離れられなくなったりしませんか?
そのストレスから離れるために、気分を変えて勉強できる場所をいくつか作りました。
職場の空き部屋を使わせてもらったり(感謝)、人の少ないフリースペースで勉強したり、図書館に行ったりしました。
思い切ってまったく勉強しない日も作りました。
意外かもしれませんが、頭の中が整理されてよかったです。
勝手に「スポーツと同じで勉強にも超回復する時間が必要だ!」と思い込んでいますが真偽のほどはわかりません。
リフレッシュのためにヨガやランニングもしましたし、ひたすらスマートフォンのパズルゲームや漫画、ドラマなどに没頭したりもしました。
試験で100%以上の力を出すには
公認心理師試験だけでなく他の試験でも効果があったと思っているのですが、試験前日は頭を休めることに徹しています。
不安から勉強したくなりますが、多少の見直し程度にします。
そして、お風呂にゆっくりつかったり好きなものを食べたりして、なるべくリラックスして早めに寝ます。
勝負は試験本番!
大事なのは試験当日いかに全力を出せるか、むしろ全力以上の力を出せるかです。
特に心がけたこと
・風邪をひかない(体調を崩さない)ことに全力をかける
・当日忘れ物をすると焦るので、試験の時だけは前日に持ち物の準備をする
・試験の約1時間前に腹持ちのいいものを食べる(試験直前にお腹いっぱい食べると、試験中消化にエネルギーが使われてしまう気がするので)
・午前中の試験でミスに気づいても午後に引きずらない
これだけでも、試験中かなり集中力を高められます。
試験をふりかえって思うこと
ここころのみなさんをはじめ、家族や友人、恩師にサポートしていただいたおかげで合格することが出来ました(真っ先にお祝いのケーキを用意してくれたオーナーありがとうございました!)。
また、日々カウンセリングなどのお仕事をさせていただくなかで学ばせていただいたことも沢山あります。
感謝の気持ちを社会に貢献することで恩返ししていけるよう、これからも謙虚な気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。