こんにちは。
カウンセラーの中山です。
先日連絡網で学校から連絡がありました。
連絡網を確認したところ我が家は最後で
「最後の人は〇印の方へ連絡があったことを伝える」と記載されていました。
ところが何度見返しても〇印が見当たらず…(苦笑)
迷いましたが学校に問い合わせをしてみました。
私 「もしもし。○○先生ですか?連絡網で連絡が回ってきたのでその旨最初の方へ連絡したいんですが、連絡網を確認しても〇印がどこにもないんです。一体どなたに連絡をしたらいいんでしょう??」
先生 「確かに連絡網に〇印がありませんよね(笑)」
私 …!?
笑って答えられた事には少しムッときましたが、そこは我慢して、再度どこに連絡をしたらよいかということを確認しました。
私 「それで、どなたに連絡すればいいんでしょう」
先生 「大丈夫ですよ」
私 大丈夫・・・!? ???????
先生からの返答は「大丈夫ですよ」の一言が返ってきました。
私が聞いているのは、どこに連絡をしたら良いかという問いですが、先生の「大丈夫ですよ」という返答は全く答えになっていません。
先生からすると確認が取れたのだから大丈夫という返答をしてくれたのだということはわかりますが、私が心配していたのは、本来連絡をすべき人は最終連絡先である私からの連絡を待っているのではないかという事と、次また連絡網が回ってきたときにどこに連絡をしたら良いのかということが知りたかったからです。再び今回の連絡の件はわかったのですが、次連絡網が回ってきたときはどちらに連絡をしたら良いのですかと質問を変えてみたのですが、「大丈夫ですから」という返答で終わってしまいました。
今回のケースでは、私は大丈夫かどうかとは聞いていなく、どこに連絡をしたら良いのかという質問でした。
「大丈夫ですよ」という返答は私の質問に対しての答えになっていません。
たとえば今回のケースであれば、「先頭の〇〇さんに連絡を入れてください」とか「〇〇さんですが、今回は私から〇〇さんへ連絡しておきますので大丈夫ですよ」という返答であれば私の質問の答えになっていたのですが・・・この先生に子供を任せて大丈夫なのか・・・とちょっと心配になりました。
実はキャリアアップできない、頑張っているけど認めてくれないという方にもこのような返答をしているケースが多いのです。
上司より「〇〇の件はいまどのような状況なのか」と聞かれた時に、「期限までには間に合います」とか「順調です」「大丈夫です」という言葉が返ってくることがあります。上司は今の状況を知りたいのですが、「期限までに間に合います」では状況を把握することが出来ません。
そうか頑張れよという言葉をかけることはできても状況の把握はできないので、
「大丈夫なのか?」という不安が残ってしまいます。
一方キャリアアップをしている方は、この報告がとても上手です。
相手に現状の進捗度合いをイメージさせることと、課題や改善点などの提案も同時に行うことが出来ます。実際の能力に大差がなくても、相手の問いに的を得て応えているか、いないかで信頼は大きく左右されるのです。
ちょっとした認識を変えることであなたの仕事への信頼度は大きく変わります。
上司から質問が届いたときは【的確に応えられているか】を少し考えてみると印象が大きく変わりますね。
努力が認められるきっかけになるかも!!