加盟協会の取り組みについて
一般社団法人日本うつ病サポート協会
一般社団法人日本うつ病サポート協会について
メンタルサポートここころは、一般社団法人日本うつ病サポート協会の加盟店舗です。
一般社団法人日本うつ病サポート協会では、札幌でカウンセリングと研修、資格発行、心理学、カウンセリングスキルの勉強会を実施している協会です。
カウンセリングでは、捉え方(考え方)を変化させていくイメージがあるかもしれませんが、一般社団法人日本うつ病サポート協会は、 うつ症状から回復していくためのカウンセリングやうつ病に関しての勉強会、また職場でのメンタルヘルスに力を入れています。
うつ病の症状として、脳が働かない状況が続き苦しい時期が続いたりします。そこで、考え方を変化させようとしても上手くいかないケースが多いため、
一般社団法人日本うつ病サポート協会では、まず「心の回復」からスタートしていく方法を取っています。
うつ症状の改善に取り組むことを第一に考えながら、脳への負担が少ない形で捉え方(考え方)を変化させていくカウンセリングを行っています。
また、メンタルサポートここころと一般社団法人日本うつ病サポート協会は業務提携を行っており、 一般社団法人日本うつ病サポート協会の代表「佐伯 剛」がメンタルサポートここころのカウンセリングも担当しています。
再発防止コースとは
再発防止コースでは、「こころの成長」にスポットをあてたプログラムを提供しています。
こころの成長とは、考え方やとらえ方を変えたり、自己肯定感を高めたり、仕事や生活に対してスキルアップをしたり、忍耐強さや共感力、柔軟性などの向上などがあります。
こころの回復であるカウンセリングの次のステップとして、こころの柔軟性や更なるこころの成長を目的としたコースです。
「カウンセリング」と「再発防止コース」の違い
カウンセリングでは
あなたのこころに寄り添うことを目的としたカウンセリングを実施しています。
そのため、いまどのようなこころの状況かということに注力し、マズローの欲求段階説をベースにカウンセリングプランを組み立てていきます。
マズローの欲求段階説
マズローの欲求段階説は、一般的には5段階あるといわれていて、下の欲求を満たすと次の欲求が表れるとされています。
ここころのカウンセリングプランでは、その欲求を満たすためにあなたにあったプランを一緒に考えていきます。
マズローの欲求段階説は簡単に説明すると、土台となる①の欲求を満たすことで次の②の欲求が生まれていきます。
②を満たすことで次の③が現れ、④、⑤という欲求につながっていきます。
①~④は、欠乏欲求ともいわれ、足りないものを求める欲求と言われています。一度満たされると、それ以降は多少足りていないことがあっても耐えることが出来るともいわれていますが、一度①~④のどれかがが欠けてしまった場合は、しっかりと①から順に満たしていくことが大切です。
① 生理的欲求
睡眠や食欲といった生活に必要な欲求のことを言います。
② 安全の欲求
身の安全、こころの安全(不安や混乱などからの解放)などを言います。
③ 所属の欲求
会社、学校、家族、恋人、友達、同僚、サークルなどのどこかに所属したいという欲求などを言います。
④ 承認欲求
他人からの評価(所属したところでの評価)を求める欲求と、自分に対する自己肯定感(自尊心)への欲求を言います。
⑤ 自己実現欲求
①~④の欲求を満たすことで、自己実現欲求があらわれてきます。
この自己実現欲求とは簡単に言うと「成長」ということになります。
とらえ方を変化させたい、プラス思考になりたいなどの考え方を変化させたり、性格を変えたい、スキルアップを図りたいと思うようなことは、実はすべて自分自身を「成長」させるということになります。
考え方を変化させたいと思うときには、生理的欲求、安全の欲求、所属の欲求、承認の欲求をすべて満たしていくことで、成長へとつながる欲求が芽生えてきます。
このことが、こころの傷や疲れをいやすことにつながるため、カウンセリングでは、この生理的欲求や安全・所属・承認欲求を満たしていくためのサポートを主に行っています。
再発防止コースでは
マズローの欲求段階説の中でも、⑤自己実現欲求の「成長」という部分に対してカウンセリングスキルを用いながら、こころの柔軟性にアプローチしていくコースとなります。
ストレスなどでこころが傷ついてしまった場合は、まずは回復をメインに取り組んでいくことが大切です。
この時はこころ(脳)が疲れている状態なので、変わりたい、成長したい、スキルアップしたいと思っていてもこころ(脳)がついてくることが出来ず、精神的なストレスを増幅させてしまう可能性があります。
こころの状態をスタートラインまでにして、次は環境に適応するために「こころの柔軟性」を身に付けることで、再発防止に効果があるのです。
うつ病となった場合も、ゆっくりと休み症状が落ち着いたら、次はこころの柔軟性や更なるこころの成長に取り組んでいくことで、考え方や自己肯定感が高まり生きづらさなどが無くなっていったり、うつ病の再発を防ぐことが出来たりするのです。
再発防止コースでは、こころの柔軟性と更なる成長にアプローチするためのコースとなっています。
再発防止コース
再発防止コースは、こころの柔軟性・更なるこころの成長のスタートラインとして、脳科学の考え方をベースにした自己肯定感の向上・モチベーションの向上・考え方をかえることに特化したコースです。
カウンセリングと少し違い、トレーニング的な要素があり、脳に若干のストレスをかけながら「脳をならして」いきます。そのため、こころにある程度余裕が出来た状態で取り組んでいくのが効果的なコースとなります。
再発防止コースは、言語学や認知心理学を応用して作られたツールを使用して取り組んでいきます。カウンセリングスキルとツールを使い、自分を知っていきます。ツールを使うことで直感的に自分を表現することが出来るようになります。
自分を知り、自分にも持っているものがあると認識していくことで、少しずつ自分を認め自己肯定感を高めていくことが出来るようになるのです。
また、自己肯定感の向上には、「脳をしつける」ということが重要になります。「しつけ」というと難しく感じるかもしれませんが、反復して脳にインプットさせることで自己肯定感を高める効果が出てくるのです。
自己肯定感を高めながら、自分のもっている強みを見つけ、モチベーションの向上と考え方を変化させるトレーニングも行っていくことで再発防止に必要な「自分軸とこころの柔軟性」を学んでいくコースとなっています。
※再発防止コースなので、うつ症状がある程度回復した後に取り組むと効果的です。うつ症状があるなかで取り組むと、脳が疲れてしまうため、ある程度回復した方向けのプランです。
オンラインカウンセリング
2020年2月28日に札幌・北海道で新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が出され、不要な外出を控えることとなりました。
現在は、緊急事態宣言は解除されましたが、今後も似たようなケースが発生する可能性は否定できない状況です。
そこで、メンタルサポートここころでは、相談者さんが安心してカウンセリングを受けることが出来る環境作りとして、オンライン(ZOOM)での相談・カウンセリングを実施しております。
私たちの基本スタンスとしては、対面でのカウンセリングを軸としていますが、時間的な問題や2020年の新型コロナウイルスなどによる外出自粛要請があった時の事を想定した
「オンライン(ZOOM)カウンセリング」という新たなカウンセリングサービスが、相談者さんの安心につながれば幸いです。