こころとからだは繋がっている
みなさん、こんにちは。
札幌市中央区にあるカウンセリングルームここころです。
札幌市ではまだ北海道胆振東部地震の余震が続いており、なんとなく落ち着かない日々です。
みなさんの「こころ」はいかがですか?
・やる気が起きない
・ちょっとしたことでイライラする
・すぐ落ち込んでしまう
・集中力が続かない
・気持ちが安定しない
思い当たるものはありましたか?
これらは災害のストレスのせいかもしれません。
災害を経験したり、そのニュースなどを見た人によく起こることです。
上に挙げたような状態が長く続くようでしたら、専門家に相談された方がいいかもしれません。
次に、「からだ」はいかがでしょうか。
・食欲がわかない
・眠りが浅くなった
・頭痛や腹痛が続いている
・よくめまいがする
思い当たるものはありましたか?
このようなからだの不調も災害のストレスによって起こることがあります。
こころとからだは深く繋がっています。
なので、カウンセリングで気持ちを吐き出し、こころのケアをすることによってからだの不調が改善するケースも多くあります。
ここころでも随時ご相談、カウンセリングを行っているので気軽にお問い合わせくださいね。
こころって強くできるの?
さて、前回のブログで「こころの強さ」について紹介させていただきました。
今回はもう少しくわしく、わかりやすくお話したいと思います。
こころの強さをイメージしてみる
お豆腐をイメージしてみてください。
少しの力を加えただけで崩れてしまいますよね。
そして、一度崩れたお豆腐は二度と元に戻ることはありません。
お豆腐のようなこころでは、傷ついたら傷つきっぱなし、なかなか回復できません。
では、バネやゴムをイメージしてみてください。
バネやゴムにちょっと力を加えても、ビヨーンと跳ね返ってきますよね。
よっぽどの衝撃でなければ、折れることはありません。
バネやゴムのようなこころだったら、ちょっとやそっとのことでは傷つかず、傷ついてもすぐに復活できそうじゃありませんか?
そんなしなやかなこころがあったら、毎日気持ちが軽くなりそうです。
しなやかなこころを持つメリット
こころが強くなると、どんなよいことがあるでしょうか?
・物事を楽観的に考えられるようになる
・自分に自信が持てるようになる
・自分の感情に振り回されない
・こころのダメージから早く回復できるようになる
・持っている以上の力を発揮できるようになる
私も日ごろから、しなやかなこころを持つように心がけています。
ここで、私なりの考え方をご紹介します。
震災の時、不安や恐怖を感じましたが、冷凍庫にある美味しいお肉を食べるチャンスだ!と「楽観的」に考えることで気持ちが落ち着きました。
また、道外にいる親戚や友人からたくさん心配の連絡をもらい、私ってこんなに想ってもらえているんだと「自信」になりました。
このように過ごしていたら自然と、自分の感情に振り回されることなく、数日で私のこころは完全復活しました。
さらに、災害支援のカウンセラー研修会に参加するなど、知識を増やすことが出来てパワーアップもしました。
どんな時にしなやかなこころが必要?
人は生活するなかで様々なストレスや問題に出会います。
・家族や大切な人との死別
・自身のけがや病気
・仕事関係
・人間関係
・地震など予想もつかない大災害
・結婚や離婚
・妊娠や出産
え?結婚や妊娠もストレスになるの?と思われたかもしれません。
そう、喜ばしいことでも環境の変化という点からみれば大きなストレスになるのです。
こう考えると、世の中ストレスだらけですね。
そんなストレスに負けないしなやかなこころを手に入れ、心身ともに健康で幸せな毎日を過ごしましょう!