みなさん、こんにちは。
札幌市中央区にあるカウンセリングルームここころです。
ここ最近の札幌は、晴れていても日陰に入るとひんやりします。
お日さまのパワーってすごいんだなぁと実感する日々です。
ニュースでインフルエンザの話題を見るようになりましたが、みなさん体調を崩されたりしていませんか?
こころの調子はいかがですか?
一日の温度差が大きいということは、心身への負担も大きいということ。
前回のブログでも書きましたが、日照時間が少なくなるこの時期はこころの調子を崩す人が増えます。
こころの調子を崩さないために、こころの調子を崩してもなるべく早く元通りにするために、自分で気をつけられることを考えてみましょう!
寒い時はどうする?
さて、だんだん冬の足音が近づいてきましたが、みなさんは寒いと感じた時どうしますか?
まずひとつめに、外側から温める方法があると思います。
・あたたかい洋服を着る
・マフラーをする
・カイロを持つ
・お風呂に入る
などでしょうか。
そしてふたつめに、内側から温める方法があると思います。
・温かい飲み物を飲む
ぱっと思いつくのはこれでしょうか。
温かい飲み物といっても色々ありますが…温かい飲み物代表のひとつにコーヒーがありますね。
コーヒーにはカフェインが含まれています。
今回はこのコーヒーに含まれるカフェインとこころの関係についてお話していきたいと思います。
カフェインをとるとどうなる?
元気な時には、カフェインをとることで気分転換をしたり、ちょっと眠気をさましたりすることが出来ると思います。
つまり、自分をちょっとがんばらせる効果があるのですね。
では、同じことをうつ病の方がするとどうなるでしょう?
私たちカウンセラーは、うつ病の方にはなるべくがんばらないで、しっかり脳を休めて欲しいと考えています。
よくうつ病の人に「がんばれと言ってはいけない」と言いますよね。
うつ病の人にはがんばり屋さんが多いのです。
なので、もうがんばらなくていいんです。
ちょっとがんばるために、カフェインをとり過ぎないようにしてください。
また、うつ病の方で眠れないという声を多く耳にします。
カフェインには覚醒作用があると言われているので、やはり控えて欲しいと思っています。
がんばりすぎてないかセルフチェックしよう
人間は、身体の不調にはわりと気づきやすいです。
・鼻水が出る
・咳が出る
・〇〇が痛い
こういった症状が出たら、とりあえず薬を飲んだり学校や仕事を休んだりして身体を休めますよね。
なぜ身体を休めるのでしょうか?
身体を休めることが回復への近道だということを知っているからですよね。
では、こころが不調の時はどうしますか?
・ちょっとやる気が起きない
・なんだか気分が落ち込む
・気持ちの浮き沈みがある
こういった状態になった時、とりあえずこころを休めようと思いますか?
「もうちょっとがんばってみよう」と思っていませんか?
この「もうちょっとがんばってみよう」が積み重なってうつ病になってしまう人は少なくありません。
こころの不調も、こころを休めることが回復への近道だということを知っておいて欲しいと思います。
くれぐれも、もうちょっとがんばるためにカフェインをとり過ぎるのは控えてくださいね。
「どうやってこころを休めたらいいのか分からない」という方は、ここころでも随時ご相談、カウンセリングを行っておりますのでお気軽にお問合せください。