最近よく耳にするパニック障害
みなさん、こんにちは。
札幌市中央区にあるカウンセリングルームここころです。
最近の札幌はとにかく寒い!です。
オフィス近くにある赤レンガ庁舎の池も凍っていました。
全国的にも冷え込んでいるようですがみなさん体調など崩されていませんか?
さて、最近パニック障害であることを公表した芸能人のニュースを見かけることが増えたような気がします。
みなさんはパニック障害のこと、ご存知ですか?
「パニック障害という名前は聞いたことがあるけど…」
「ひょっとしたら自分はパニック障害かも…?」
なんて思われている方もいるのではないでしょうか。
実際カウンセリングでもパニック障害に関する相談は少なくありません。
そこで、今回はパニック障害についてお話したいと思います。
パニック障害ってなに?
パニック障害は予期せずに、突然発作(パニック症状)が起きるものです。
たとえば…
激しい動悸
発汗
震え
息苦しさ
胸の痛み
吐き気
めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
死ぬのではないかという恐怖
このような発作が思いもよらず突然起きたら…さぞ怖い思いをすることでしょう。
これらのパニック症状によって仕事や日常生活で困ることが起きるのは想像にたやすいと思います(その程度はうつ病にも劣らないといわれています)。
なので、症状を軽くすることだけでなく、仕事や日常生活をどうしていくかが目標になっていきます。
パニック障害の原因は?
多くは過労やストレスや不安などによるこころの問題によって起こると言われています。
あるデータによれば、パニック障害の人は100人に3~4人いると言われています。
これまでは女性の方がパニック障害になりやすいと言われてきましたが、男性でもパニック障害になる方はいます。
パニック障害は珍しいものではないことがお分かりいただけたでしょうか?
パニック障害を理解すること
パニック症状は内科的検査でも異常がみつからないために、本人も周囲も病気だとは考えないことがよくあります。
まずパニック障害であることを自身が自覚する必要があります。
そして、家族など周囲の人々が正しい理解を持つことが重要です。
自分でも不安をマネジメントする方法を身につける
一般的な不安への対処法は自分でも可能です。
例えば、腹式呼吸、リラクゼーション法、ヨガや自律訓練、音楽やアロマを用いる方法などがあります。
マイナス思考に陥りやすい自分の傾向に気づき、プラス思考に変えていくことも効果的だと言われています。
パニック障害かも?と思ったら
まずは精神科や心療内科、専門的な知識を持っているカウンセラーなどに相談されると良いかもしれません。
改善には薬(抗不安薬など)による治療や心理カウンセリングが有効とされています。
パニック障害を抱えていることを人に相談できないという声を聞きます。
しかし、パニック障害に伴う恐怖や不安には周囲の正しい理解とサポートが欠かせないのが事実です。
ここころでも随時ご相談、カウンセリングを行っているのでお気軽にお問い合わせください。