キャリアトランプ®初体験!
みなさん、こんにちは。
札幌市中央区にあるカウンセリングルームここころの嶋田です。
お正月が明け、学校や仕事、家事などで忙しくされている方が多いのではないでしょうか。
国立感染症研究所が発表したインフルエンザ流行レベルマップによると北海道は警報レベルを超えたそうです!
みなさまお気をつけくださいね。
先日、ここころplusのスタッフによる『キャリアトランプ®』を初めて体験してきました!
今日はそのご紹介をしたいと思います。
自分で気づいていない自分を知る
『キャリアトランプ®』とは、トランプのようにカードを引いたり捨てたりしながら、ゲーム感覚で自己発見し、夢を描き出していくカード式ゲームです。
実際、ばば抜きをしているような感覚でとてもワクワクしました。
ゲーム感覚なので楽しく自己分析(自己理解・他者理解)を行うことができるうえに、コミュニケーションを活性化させキャリアを描くキャリア支援ツールとしても使われているそうです。今後広く活躍が期待されます。
私自身としては、自分のことをある程度理解しているつもりでした。
ですが、『キャリアトランプ®』を体験したことで、自分でも気づいていなかった新たな一面を知ることが出来たのです!
また、『キャリアトランプ®』を体験した結果、自分では欠点だと思っていたことが、実は欠点でも無いかもしれないと思えるようになったのです!
こんな例をご紹介します。
Aさんはずっと、『危機感が薄い』というのが欠点だと悩んでいました。
ぎりぎりにならないと課題や試験勉強に取り組めなかったり…
ぎりぎりにならないと家を出なかったり…
なんとなく私も耳が痛い話です。
しかし、ちょっと見方を変えると、「いつも危機感を感じているよりは楽しい時間を過ごせるのでは?」とも言えるのではないでしょうか。
こう考えると、Aさんにとって『危機感が薄い』ことは『欠点』ではなくなるのです。
『欠点』と言うとネガティブなイメージが付きまといますが、『欠点』ではないと思うだけでポジティブなイメージに塗り替えることが出来ます。
そしてAさんは「ありのままの自分でいいんだ」と思えるようになったのです。
Aさんには『キャリアトランプ®』の効果を実感していただけたようで、ファシリテーター(キャリアトランプ®の実施者)も手ごたえを感じていました。
ありのままの自分を認めること
カウンセリングにおける目標のひとつに「ありのままの自分を受け入れること」というものがあります。
カウンセリングの神様、カール・ロジャーズは以下のように考えています。
『自分のダメな部分を、「これも私の一部だ」と受け入れる。
それができたとき、私たちははじめて変わっていくことができる』
また、日本の有名な心理学者、諸富祥彦氏も以下のように述べています。
『自分に何かを言い聞かせ、型にはめようとするのをやめて、自分の内側の声に耳を傾けるとき、真の変化は生じてくる』
(2014年 諸富祥彦 『嫌われても折れない自分をつくる101の言葉』P120より引用)
なんだか奥が深い言葉ですね。
ありのままの自分が分からない、ありのままの自分を認めるにはどうしたらいいの?という方にも『キャリアトランプ®』はおすすめです!
ここころplusには『キャリアトランプ®』のファシリテーター資格認定を受けている者が在籍しておりますので、ご興味のある方は是非一度お問合せください。
随時ご相談、カウンセリングも行っております。