自分のストレス度を知ることの大切さ
みなさん、こんにちは。
札幌市中央区にあるカウンセリングルームここころの嶋田です。
先日のブログで、第一回公認心理師試験に合格したことを書かせていただきました。
試験勉強をはじめてすぐの頃は、参考書や問題集、新しい文房具なんか買っちゃったりして、モチベーションも高いので集中して勉強に取り組めるんですよね。
ただ、このモチベーションを高いままでいるのが難しいところ。
あの手この手を使って、試験へのモチベーションをキープしていました。
(時にはモチベーションが底辺な日もありましたが…)
今日はモチベーションを高めるのに役立ったことのひとつをご紹介します。
それは…
『公認心理師試験に合格したら、ストレスチェック制度実施者養成研修を受ける』こと!
公認心理師はストレスチェックの実施者になることが出来るので、合格した暁には挑戦したいと思っていたのです!
ストレスチェック制度とは?
そもそも、ストレスチェック制度って何?という方も多いと思うのでその説明からさせていただきます。
ストレスチェック制度とは、働く人のメンタルヘルス不調の未然防止を目的に、労働安全衛生法に規定されている制度です。
50人以上の労働者がいる事業所では、心理的な負担の程度を把握するための検査(ストレスチェック)が義務づけられています。
ストレスチェックを行うことが出来る人は限られていて、医師や保健師などのほかに公認心理師も行うことが出来るのです。
厚生労働省の調査によると、仕事や職業生活に関して強い不安、悩み又はストレスを感じている方が6割近くいるというデータがあります。
仕事による強いストレスが原因で精神障害を発病し労災認定される方が増加傾向にあり、労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止することが益々重要な課題となっています。
もちろん、メンタルヘルスに不調を抱える人は働いている人だけではありません。
ただ、メンタルヘルスに不調を抱える人に共通しているのは、頑張り屋さんだということです。
ストレスは大敵
適度なストレスは人間の成長に必要です。
しかし、過度なストレスは心身の大敵です。
みなさんはご自身のストレスを発散出来ていますか?
実は、ストレス発散のつもりでおこなっていることが、心身や脳の負担になっている場合があります。
人は、他人のことには色々気づくことが出来ても、自分のことに対しては鈍感だったりします。
そして、限界を超えてから(うつ病になってしまったなど)、ようやく自分が無理をしていたことに気づく場合も多いのです。
「もうちょっと頑張ってみよう」
「私なら大丈夫」
と思うクセがついているあなた!
危険信号かもしれません。
厚生労働省が作成しているご自身で出来るストレスチェックがあるので、たまにご自身の状態を知るためにも、使ってみてはいかがでしょうか?
すぐ終わりますし、結果も分かりやすく、自分の今のこころの状態が分かって個人的には便利だなと思っています。
近年は、カウンセラーという存在も知られてきて、私どものカウンセリングルームここころでも「ストレスによる不調を抱えている」という方に大変多くご利用いただいております。
ただ、まだ「お金を払って相談する」ということに抵抗がある方も少なくないようです。
ここころでは、通っていただきやすいように値段の設定をしております。
随時ご相談、カウンセリングを行っておりますのでお気軽にご利用ください。