札幌でカウンセリングを開始して5年
メンタルサポートここころです。
札幌でカウンセリングを開始したのが2015年。この当時によく言われたことは、カウンセリングって怪しいって言われるけど大丈夫ですか?という声でした。
カウンセリングで相談しようと思ったけど、周りにカウンセリングは怪しいよと言われ、申し込むことを迷ったという声が多かった気がします。
そんな「怪しい」と言われていた5年前ですが、ここ3年は「怪しい」という声を聞かなくなった気がします。
そして、最近よく言われる言葉が「一度カウンセリングに来てみたかった」「興味があった」「勉強したい」という声です。
5年間はあっという間だったのですが、振り返ると年々カウンセリングが浸透していっている感じを受けています。
ただ、5年前も現在もカウンセリング終了時に「来て良かった」と言ってもらえることが多いことが嬉しいことです。
ここころのカウンセリング
メンタルサポートここころは、一般社団法人日本うつ病サポート協会に所属し、うつ病のカウンセリングに力を入れています。
うつ病のカウンセリングで一番重要なことは、「心の回復」です。
色々なカウンセリングがあるなかで、「心の回復」に力を入れているのは意外と少ないかもしれません。
うつ病や抑うつ状態の時は、やる気が起こりません。これは心が疲れているため、本能が心を回復させようとしているからなのです。その状態で「とらえかた」を変えるということは、心に更なる負担をかけてしまうことになり、結果的に症状の回復を遅らせてしまう原因となってしまうのです。
そこで、札幌のカウンセリングルーム「メンタルサポートここころ」では、まず「心の回復」のためのカウンセリングを行なっていきます。
普段の生活の中で、何気ないストレスを当たり前と捉えて放置していたり、ぼーっとして過ごしたことを後悔してしまったりすることで、さらに心への負担を増加させているということに気づくところからスタートするケースが多いです。
初回では、現在のお悩みをお聴きしながら心の回復が必要なのか、捉え方を変化させていくのかなど、あなたに合った方法を選択肢ご案内していきます。
カウンセリングとは?
私たちメンタルサポートここころでは、カウンセリングは「心の回復」であると考えています。
先ほども出た心の回復ですが、イメージとしては心の状態をマイナスからゼロにするという感覚です。
うつ状態をグラフに表すとずっとマイナス状態が続いている状況の場合が多いです。このずっと続くマイナスを±0のところまで持ってくるのが「カウンセリング」の役割であると考えています。このマイナスを0にするということが、「心の回復」ということになるのです。
心が回復すると、出来ることが増えたり視野が広がり物事の捉え方も柔らかくなることが多いので、ほとんどの場合この時点で卒業ということになります。
中には、うつになり易い考え方を変化させるためプログラムを組んで取り組むというケースもありますが、私たちは積極的には勧めていない状況です。
なぜ、考え方を変化させるプログラムを積極的に勧めていないかというと、「ストレスが大きくかかるから」です。
考え方・捉え方を変化させるということは、今までの考え方の習慣を変えていくということです。習慣を変化させるということは、ストレスをかけながら新しい考え方を身につけていくということです。新しい考えが身につくというのは、無意識にできるまで習慣化させるということです。
無意識にできるまでは、ストレスで心への負担が大きくなるため、ストレスが少ない環境を整えてから始めたりすることが理想的であると考えています。
2020年はカウンセリングの他、東証一部上場企業にてメンタルヘルス研修を行いました。また、2021年に向けて2名の女性カウンセラーの育成にも力を入れていました。
1名は2020年12月に国家資格である公認心理師を受験。1名は12月に国家資格キャリアコンサルタントに合格しています。
自己肯定感を高めるプランも!
メンタルサポートここころが所属する一般社団法人日本うつ病サポート協会の中に、自己肯定感を高めるためのプランがあります。うつ病サポート協会は、うつ病からの回復はもちろん、再発防止のために「自己肯定感を高める」ことにも力を入れています。この自己肯定感を高めるプランというのが、実は「考え方・捉え方」を変えることにも繋がるのです。私たちは自己肯定感を高めるプランは「キャリアトランプ ®︎」というツールを使い行なっていきます。
このキャリアトランプ ®︎は、カードゲームの様な感覚で進めることができるため、楽しく自己認識を行い、自己肯定感を高めていくことが出来るように工夫されています。
ただ、先ほども書いたのですが、考え方を変えるということは「心への負担が大きい」ため、心の回復をしたあとに行うことが理想的であるため、カウンセリングを進めながらご提案させていただくことが多いです。
2020年は自己肯定感を高めるため、個人でのセッションの他、グループセッション、企業セミナーなどを開催致しました。
また、2020年はプロスポーツ選手やオリンピック選手がメンタルトレーニングに使用した実績があります。
電話カウンセリングの開始
新型コロナウイルスの感染拡大で私たちの生活は大きく変化しました。そんな状況の中、札幌で対面カウンセリングを行っていたここころのサービスも一部変化しました。
2回目以降のカウンセリングを電話で受けることが出来る様になりました。
電話では表情が見えないため、1回目は対面でのカウンセリングをお願いしておりますが、今後はzoomなどのツールを使ったオンラインカウンセリングにも力を入れる予定です。
2020年は電話カウンセリング(2回目以降)を開始いたしましたが、こちらはリピートの方限定となったために、利用頻度は少ない傾向となりました。
引き続きサービスは継続する予定ですが、初回のカウンセリングからオンラインで出来る様に準備を進めています。
女性1名のカウンセラーがオンライン専門のカウンセラーとして2021年の1月末からサービスをスタートするために現在準備を進めています。
2020年は・・・
年々カウンセリング件数が増えている現状ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、カウンセリングのサービスも少しずつ変化してきています。また、近年は脳疲労という言葉が使われ、脳を休めるということが注目されてきています。
私たちは、5年前の営業から「心の回復」に力を入れてきました。実は心の回復というのは、「脳」をどのように休めて「心の回復」させていくかということで伝えさせて頂いていました。うつ病のカウンセリングを長年続けていく中で、「心の回復(脳疲労をやわらげる)」は大切であることは間違いないことですが、その次の段階で「身体的ストレス」によるうつ症状が現れることは、まだ発表されていません。
長年うつ病カウンセリングを実施している私たちだから「心の回復」の次に「身体的ストレス」によるうつ症状があるということをカウンセリングでお伝えすることが出来ます。出てくる症状には原因があり、その原因を把握し適切に対処していくことでうつ症状は和らぎ、心の余裕が出てきます。
2020年は私たちが「脳」を休めると言い続けたことが、脳科学などで言われ始める年となりました。今後は、脳を休めたあとの「身体的ストレス」への対処方法が注目を集めてくると考えています。
2020年を振り返り、感じたことをブログにしてみました。
年始のご案内
2021年は1月4日~営業を開始いたします。
もし、一人で悩みを抱えていたり、うつ症状を改善したい、相談する相手が欲しいなどございましたらここころのカウンセリングをご検討ください。