新年度の心の疲れをカウンセリングで・・・
4月から新年度が始まり、1ヶ月が経過しようとしています。
新年度は、変化が多いことから知らず知らずに心に負担が掛かってしまっているケースが多いのですが、新しい環境で頑張ろうという気持ちが疲れを感じにくくしてしまいキャパを超えてしまうというケースもあったりするのです。
そこで、有効活用したいのがゴールデンウィークです。
つまり、ゴールデンウィークの過ごし方で心の疲れを回復させるか、そのままにしてしまいGW明けに心が疲れた状態で職場や学校で活動するのかでは、パフォーマンス力が変わってくるのです。
そこで、オススメなのが実は「カウンセリング」なのです。
カウンセリングは心が病んでいたり、悩みがあったりする人が利用すると考えるかもしれませんが、最近では「メンタルケア(心の健康)」の観点からカウンセリングで心のメンテナンスをする方も多くなってきました。
本音で話すこと出来ていますか?
あなたは私生活で「本音でお話しできる環境はありますか?」
この質問に「はい!」と即答できる方は良いのですが、「本音?」と考えたり、「相手に迷惑がかかるから自分の本音は言わない」という人はストレスを知らず知らずに溜め込んでしまっている事が多いのです。
日常の生活を送るために私たちは少なからず我慢をしたり、相手に合わせたりする事があります。この事自体は大きなストレスでは無いので気にしている人は少ないのですが、小さなストレスが蓄積され続けているという認識が無く、無意識に身体にストレスを溜め続けてしまっている事があるのです。
ストレス発散とは「身体から何か出すこと」と言われていて、スポーツなどで「汗」を流したり、カラオケなどで「大きな声」を出したりすることで発散させる事ができるのですが、より良い発散のためには「感情」を出すことがポイントになってくるのです。
日常生活で「感情」を上手に表現できる人は意外と少ないのです。悲しい時に素直に泣く事が出来なかったり、悔しい時に堪えたり、辛い時にみんなも辛いからと言うのを我慢したりする事が多かったりします。
また、仮に「辛い」と打ち明けても打ち明けた相手からアドバイスなどが来てしまうと、わかってくれないと感じ話をしなくなってくるのです。
本音を話さなくなるということは、感情を抑え込むことに繋がり知らず知らずのうちにストレスを発散する機会を失い身体に溜め込んでいる状況を作ってしまっているのです。
そこで、近年心のメンテナンスとして「カウンセリング」を利用する方が増えてきているのです。
安心・安全の環境がカウンセリングのスタート
カウンセリングでは、守秘義務があるためお話しした内容が外部に漏れることはありません。
本音を話す環境というのは「話が漏れない」ことと「否定されない」ことが大切になります。
否定されないことというのは、重要な要素なのですが実は「アドバイス」が悩みを抱えている人にとっては自分の気持ちが否定されている感覚になることが多かったりするのです。
そのため、カウンセリングではアドバイスなどではなく「お話を聴く」というところから始まります。
心のメンテナンスで重要なことは、自分の感情を言葉で表現できるかどうかということになります。それには表現する環境が安心安全である必要があるため、カウンセリングというのがその条件が整っているため、近年心のメンテナンスでカウンセリングを利用するケースが増えてきているのです。
変化が多い現代は、知らず知らずに心への負担が掛かっています。そして、本音を話す事がしにくい状況となっているためストレスを発散できずに頑張り続けていると言うのが現状なのです。
安心安全な場所で「本音」を打ち明けることが実は心のメンテナンスにすごく有効なのです。
新年度で溜まった心の疲れをカウンセリングでメンテナンスすると言うことも是非考えてみてください。