コロナで変わった人とのつながり
今年のGWは、様々なイベントが久しぶりに開催されるようになり、少しずつこの情勢に合わせながら生活様式が変わってきた印象を受けます。
しかし、この数年、新型コロナの感染拡大防止により、飲食店では時短営業や人数制限があったり、黙食になったりと今までのコミュニケーションが大きく変わってきました。
飲みに行くことや大勢でいることが多かった人にとって、新型コロナの感染拡大防止による対策は大きな負担となっていたのではないでしょうか。
この期間が2年以上続いたことで、今まで多くの時間を一緒に過ごした人たちの習慣も大きく変わってしまい、今までと同じコミュニティを築くことが難しくなってきました。
大きなコミュニティの中心にいた方は、コロナ禍でも充実した生活を送っているのだろうと周りの人は思っているかもしれません。
実は中心にいた方こそ、コミュニケーションが大きく変わっている為、この期間に知らず知らずのうちにストレスが溜まり、今では大きなストレスとなっていることが多いのです。
周りの人たちが『この人は大丈夫』と気付かず、コミュニケーションをとらずにいることでその人の孤独感が強くなってしまうことがあります。
このように、周りからは成功していると思われている人ほど、コロナ禍になってからの数年「孤独」を感じているかもしれません。
最近では、芸能界でも心の病についての話題が多くなってきました。一見華やかに見える生活を送っていても、新型コロナにより私たちの生活が大きく変わったことで、知らず知らずに心には大きな負荷が掛かっているのです。
今の時代だからこそ心のメンテナンスを
先ほどは、新型コロナ感染拡大により私たちの生活やコミュニティが大きく変化したお話をしました。
日本に限らず、世界が大きく変わったことにより、自分のことよりも、『皆も大変だから…』と心に負荷が掛かっていることに気が付くのが遅くなってしまうこともあります。
本人が気付くのが遅いということは、周りの人はもっと気付かない可能性が高いのです。
本人や周りが気付きにくいからこそ、意識して取り組んでいただきたいのが心のメンテナンスです。
ここ最近の自分をチェックしてみましょう✔
☐ 自分のことを話せていますか?
☐ 自分の感情を吐き出す場所はありますか?
☐ 思いっきり笑うことはありますか?
☐ 感動して泣いたりすることはありますか?
これらのことが以前よりも少ないとか、無くなったと思う場合は、ストレスを抱えていることが多く、心のメンテナンスをすることをオススメいたします。
心のメンテナンスと一言で言っても難しい、わからない方が多いと思いますので、「ここころ」では、あなたとお話する中で、あなたに合った心のメンテナンス方法を一緒に考えることが出来ます。
2年間ストレスを溜め込んでいると、心の余裕は少なくなり心の病になってしまう可能性が高くなってしまいます。
心の病に関しては症状が出る前であれば、比較的対処はしやすいのですが、症状が出てからメンテナンスを始めると、3カ月以上の時間が掛かってしまうことが多いです。
コロナ禍により、コミュニティが大きく変わってしまった場合は、症状が出ていなくても心のメンテナンスとしてカウンセリングもご検討ください。