あけましておめでとうございます。
いつもブログを見てくださりありがとうございます。
新年早々、気持ちが重くなるようなタイトルになってしまいましたが、こういった気持ちはありませんか?
1月が始まって1週間が経ち、そろそろ仕事が始まっている方が多い頃かと思います。私も以前勤めていた場所で、正月休みが終わってしまうのがとても憂鬱だったことを思い出しました。
どうしてあんなに憂鬱だったのだろう…と振り返ると、当時は無意識だったけれど、カウンセラーとなった今ならわかるなぁと思うこともあったので、お話したいと思いこの記事を書いています。
年末年始の休みって…
多くの方は、年末から正月三が日にかけてお休みを取るのではないでしょうか。
日数にすると6~7日間程ある為、普段の休みでは行けない場所へ旅行したり、日ごろできない家事や大掃除をしたりと、無意識のうちにいつも以上に体力や気力を使うことになります。
また、お子さんが小さい方は、保育園なども休みに入る為、子どもと向き合う時間が増えたり、家族全員がお休みだと、全員分の三食の食事を用意する大変さなどもあったりするかと思います。
「休み」という名目であっても、実は休めていないことになり、加えて、忘年会や新年会が続き、食事や睡眠などの生活リズムも崩れ、自分自身は「休みだから休んでいる」と思っていても、実は心身ともに疲れていることが多いのです。
休みであっても実は休めていない年末年始休みが終わり、体力も気力も少ない中、明日から仕事…となれば、憂鬱になってしまうのも仕方がないですよね。
しかし、先に述べたように、旅行をしたり、掃除をしたり、子どもと向き合ったり、忘年会や新年会を楽しむことができたということは、自分の気持ちや身体に余裕があって健康的に過ごせた証拠です。何よりもリフレッシュをしたことは、自分に力を与えてくれることでもあります。
憂鬱になってしまったり、たくさん活動したことがいけないことではなく、捉え方を変えて休み明けからの過ごし方を少し意識していくことが大切です。
長期休み後の日常の過ごし方
疲れに気付いたり、憂鬱な気持ちになったりしていた場合は、「年末年始を充実して過ごせたから、疲れていても仕方ない」とまずは自分の現状を受け止めることで少し、気持ちが楽になるかも知れません。
そして、仕事始めの日には普段以上のことをせずに、
「今日朝起きられただけで満点」⇒「今日出勤できただけで満点」
と小さなハードルを一つずつ乗り越えられた自分を褒めていくことも大切です。
また、仕事始めの後に初めて迎える休日では、できるだけゆっくりと過ごす、多めの睡眠時間を確保するなど心と体を回復することに意識してみましょう。
少しずつ体と心を休むことができて生活リズムも整い、仕事モードに戻ってきたら、いつもよりプラスした仕事や、新しいことに挑戦してみるようにステップアップしていこうと決めておくと、無理なく仕事始めのスタートができそうです。
このような工夫をしてみても、なかなか調子が戻らない、どんどん気持ちが落ち込んでいく…などの不調が続いた時や、そもそもこういった工夫をする余裕がない、仕事のことを考えるだけで不安でいっぱいになってしまうといった場合には、一度立ち止まる必要があるサインかも知れません。
立ち止まるといっても、休職や退職といった選択肢だけではなく、一度自分の気持ちや状況を整理して、どうしたら今よりも安心して仕事をすることができるのかを見つめ直すだけでも気持ちが楽になることもあります。
どのように過ごしていくと良いのか、もしかするとご自身では気付かなかったところにストレスがかかっている可能性もあったりするので、お話を聴きながら一緒に考えていくことであなたの負担を少しでも軽くするお手伝いができればと思います。
2023年、自分の気持ちを大切にしたスタートができることを願っています。