みなさん、こんにちは。
メンタルサポートここころです。
年が明けて1ヶ月が経とうとしていますね。お仕事されている方は、年始の忙しさも少し落ち着き始めた頃でしょうか?
忙しいうちは仕事などに集中していて気が付かないものですが、物事にひと段落ついた時、ふと疲れを感じてしまうことがあります。
体の疲れには、体の疲れに合った休み方。心の疲れには、心の疲れに合った休み方があります。
この記事では、疲れに合わせた休み方やリフレッシュ方法についてご紹介します。
適切な休み方を知っておくことで、疲れが溜まったときにどのように休めば良いのかがご自身で判断でき、効果的に疲れを癒すことができると思います。
また、適切な休息を取り入れることで心に余裕が生まれ、メンタルトレーニングや自己成長の効果も高まります。
新年の疲れが溜まってくる時期でもありますので、日常生活にも取り入れ、心と体を大切にケアしていきましょう!
【疲れの種類の見極め方】
体の疲れと心の疲れを見分ける方法はいくつかあります。代表的なポイントをいくつかご紹介したいと思います。
《ポイント1:痛みやだるさの箇所》
体の疲れは特定の部位に痛みやだるさが生じることが多いです。筋肉の緊張や運動による疲労などで、立ち仕事が多くて腰や足が痛くなってしまったり、急な運動で足が筋肉痛になってしまうなどです。
心の疲れによる痛みやだるさは、怪我や病気など原因に心当たりがないものが多く、場所も人によってさまざまで特定の部分に限定されないことがあります。
心の疲れは、やる気が出ない・憂鬱になるなど精神面にしか症状が出ないと考えられがちですが、身体面でも影響が出る可能性があります。
《ポイント2:休息の有無》
体の疲れは、休息を多くとったり、栄養のある食事や質の良い睡眠で改善されることがあります。
しかし、精神的な疲れは休息や食事、睡眠などで休んでもなかなか改善されないことがあります。また、そのような状態が続くと「こんなに休んでいるのに、なぜ治らないんだろう…」と不安を感じ、さらなるストレスにつながる場合もあります。
《ポイント3:睡眠の質》
体の疲れは十分な睡眠で回復しやすい傾向があります。しかし、慢性的な疲れや過労の場合は、十分な睡眠だけでは解消されにくいことがあります。
その上、精神的な疲れを感じている方というのは、睡眠の質が落ちている場合があります。眠れなくなるという不眠の症状が出る方も多いのですが、逆にいつもより長く寝ることが増えたり、しっかり寝たにも関わらず日中も過度な眠気に襲われてしまうなど、不眠・仮眠・眠りが浅いことがよく見られます。
《ポイント4:心の状態》
体の疲れは、運動や身体的な活動によって生じることが一般的です。そして身体は疲れていても、気分は比較的安定していることがあります。
しかし、精神的な疲れはストレスや感情の起伏が大きく、気分が沈んだりイライラしやすいことがあります。
《ポイント5:疲れの発生するタイミング》
体の疲れは主に運動や活動の後に生じやすく、日中の活動に関連しています。
精神的な疲れは日中だけでなく、夜間や起きたばかりのタイミングでも疲れを感じることがあります。いくら休んでも慢性的に疲れを感じる場合は、ストレスや心の不調が影響している可能性があります。
上記のポイントをチェックして、ご自身の症状や心の状態を確認することで、体の疲れと心の疲れを見分ける参考になると思います。
しかし、不眠であまり眠れていない場合や、イライラが止まらずどうしたら良いのかわからないというような場合は、ぜひカウンセリングをご検討いただけると嬉しいです。
しかし症状が重く3日以上眠れていない場合は、無理せず医療機関などにご相談ください。
【体が疲れているときは…「とにかく休む、リラックスする」がおすすめ】
体が疲れたと感じたら、しっかりと休息を取ることが重要です。休む日を決めて、家でくつろぐことや寝ることが大切です。
まずは休んで、それからバランスの取れた食事や、規則正しい生活を心がけていきましょう。
【心が疲れているときは…「散歩」がおすすめ】
心が疲れているということは、脳が疲れているということ。
精神的な疲労を抱えていると、頭がうまく働かない、物事に集中できないということがあります。
そのような状態で無理やり頭を働かせたり、集中しようとしてもなかなか難しいものです。そのような時は、頭を働かせないことが重要です。
メンタルサポートここころでは、軽い散歩をお勧めしています。天気の良い日に、太陽の光を浴びながら、ご自身の心地よいペースで歩くことで、脳がリフレッシュされます。
普段よりもゆっくり歩くことで、周囲の景色を楽しむことができます。このゆっくりしたペースは、脳のリフレッシュに効果的です。
新しい景色に触れることで視野が広がり、心に余裕が生まれます。心の疲れを感じたら、考えを整理するためにも散歩がおすすめです。
疲れには体の疲れと心の疲れがあり、それぞれに適した休み方があることがご理解いただけたでしょうか?
身体の疲れを感じたら積極的に休息を取り、心の疲れを感じたら散歩をすることをおすすめします。
軽い散歩は脳のリフレッシュさせることができ、心に余裕が生まれます。
体と心のケアをして心に余裕を持たせることで、ご自身で取り組まれているメンタルトレーニングや自己成長の効果も高められます。
メンタルサポートここころのカウンセリングでは、お話をお聴きし、今の症状にあった休み方をお伝えすることができます。
心と体のバランスを大切にし、疲れた時には適切な休み方を見つけてリフレッシュしましょう。