広報川口です
続編です
口うるさいバイト先の先輩・Jさんとのやり取りをきっかけに、
自分のストレスや怒りと向き合うことを覚えた私
少し気持ちは楽になった
そんなお話でした
今回のブログでは自分の周囲に「口うるさい人がいなくなった!」という
劇的な変化を感じた出来事をお話しします
少しドロドロした?話かもしれません
こちらは心の中の変化が現実の人間関係にも影響し、変わっていったように思います
まずは私の当時の状況をお話しします
─━─━─━─━─ここから─━─━─━─━─
Mさんとはある本がきっかけで仲良くなりました。その本はスピリチュアルや自己啓発に分類されるものです。「こういう行動をすれば人生が良くなるよ」そういう筆者の教えが書かれた本でした。話を進めやすくするために筆者の仮名を「スピリンさん」とします。
当時、スピリンさんの本に私とMさんはハマっていました。すごく考え方に共感できるし、本に書いてあることを実行するのも楽しい!何より人生が良くなっている気がする。私たちってスピリンさんの教えに出会えて幸運だね、この本を知らない人たちより、うんと有意義な人生を送ってるね・・・そうお互いに言い合っていました。スピリンさんの新刊が出ては本を貸し合ったり、感想を言い合ったり、楽しかったです。私とMさんは親友になっていました。
しかし、私はあるとき違和感を覚えました。苦しい・・・幸せになれると思ってスピリンさんの教えを実行してきたけど、なんだか今はピンとこない。スピリンさんを知らない人のことを心の中で見下してしまうし、「間違ってる!」と責めたくなる。教えを守れない自分のことも責めてしまう。そんな心が苦しい状態が続きました。そして「もう今の自分には必要ないんだな。自分が信じる行動をしよう」と決めました。スピリンさんの教えは今振り返るとけっこう厳格なものが多く、よくやってたな自分、と思います。たとえば、「お酒は一生飲むべきじゃない」「男女交際は悪」「電車では絶対人に席を譲る」「食べ物を口にするときは神と自然に感謝の言葉を言うべき」スピリンさんに魅力を感じなくなった私は、普通にお酒を飲むようになり、彼氏も作るようになり、自分がしたい行動をどんどん選ぶようになりました。
そう、皆さんの想像通り・・・私とMさんの関係は変わっていきました。私の行動を見たMさんは「頭がおかしい」「常識がない」「あり得ない」「どうして私を悲しませるようなことするの!?」と私の行動に口出しするようになりました。Mさんの気持ちも分かります。ずっと「私たちの考え似てるね!」と楽しく過ごしてきた友人がいきなりタブー(一般的にはタブーじゃないが、スピリンさん基準のタブー)を犯すようになったのですから。私も悲しくなりました。私がスピリンさんの教えを辞めることで、一番話せるMさんを幻滅させてしまうし、もう前のように話せなくなるだろうと予想できていたから、そして実際にそうなってしまいました。
うるさく口出ししてくる人にも2種類いると思います。一つはどうでもいい人。顔も見たくないくらい苦手だったりするので、それはそれで憂鬱ですが「しょせんこの人に何言われても関係ないや」と割り切れたりします。もう一つのタイプは好きな人。できればこの人には応援してほしい・賛成してほしい・共感してほしい。でも実際は反対されたり、小言を言われることの方が多い。Mさんは私にとって後者、できれば応援してほしい好きな人でした。だから私はMさんの反対に傷ついたし、だからといってMさんの言う通りにする気もない。でもMさんのことは嫌いになれない、ああ・・・前みたいに笑って過ごしたいのにな、と心痛い日々が続きました。この時は会うたびに衝突したり、逆にスピリンさんの話題に触れなかったりとギクシャクしていたので、自然と会う回数も減っていきました。
するとMさんは怒るわけです。「どうして前みたいに私に話してくれないの?」「なんで会ってくれないの?」「なんでスピリンさんの教えを守らないの?」私の気持ちとしては、会うとダメ出しされて辛いのでもう何も話したくないし、Mさんとまた仲良くなるのは諦めよう、という感じでした。そんなすれ違いの冷戦状態が4年間続きました。私は結婚することになりました。そこでまた葛藤が起きます。Mさんにも結婚を報告したい、できたら祝福してほしい、でも冷たい言葉を言われるに決まっている・・・だって彼氏ができたと報告した4年前もすごく怒っていたから。応援してほしい人に応援されないって辛いな。言うか、言わないか・・・すごく悩みました。思い詰めて思い詰めて、ついに吹っ切れました。
その時の日記です。
・==========・
気持ちが揺れる出来事があった
「○○さんが応援してくれるからやる、○○さんが反対してるからやらない」っていう他人に影響される判断から卒業する時期みたい
●応援されなくてもやる
●反対されてても楽しんじゃう
●自分がやりたいという理由だけでやっていい
そういう時期みたい
決別だねー
もちろん応援されたほうが
爽快にやれるけどね~(-_-;)しゃあない!
・==========・
Mさんに反対されるだろう、ひどいことも言われるだろう、でも関係ないや!
Mさんに言われた言葉に影響されることはない。結婚を辞めることもない。私はMさんに影響されない。誰に何を言われても、やりたいことはやる。と決めました。そして決別する覚悟。今までは「Mさんが考えを変えてくれたらまた仲良くできるのに」と相手に期待する気持ちが残っていました。でもこの瞬間吹っ切れました。応援してくれないならしょうがない。考え方の違いはもうどうしようもないんだ。違うものは違う。できないものはできない。言いなりにさせようとする人はいらない。自分とは住む世界が違う。住む世界が変わろうとしていて足を引っ張っている人のことを私は気にすべきでない、意識を向けなくていい、自分の大切なエネルギーを注いでいる場合じゃない。
私は自分でこう決めました。今振り返ると、この「決める」というのがポイントだったと思います。自分で決めちゃうだけで、小言でストレスを与えてくる人は自然と自分の生活圏内からなくなっていきました。
じゃあ、Mさんともうまくいったんだね!と思いますよね。いいえ、結婚に関しては結局散々ダメ出しされました(笑)「頭がおかしい」「常識がない」「あり得ない」「どうして私を悲しませるようなことするの!?」とまぁいつもの主張を10倍くらい激しく伝えられ、やっぱりうんざりしました。でもMさんは言いたいことを一通り言うとスッキリしたのか、今では結婚も祝福してくれています。「Mさんは私のことにいちいち反対してくる」という恨めしい気持ちをここ4年間ずっと持っていましたが、するすると解決の方向に向かってしまい、ちょっと拍子抜けしているくらいです。私は結婚報告をしたら、Mさんの性格上、絶交になるかもな・・・と覚悟していたのですが、絶交どころか再び応援してくれるようになったのは驚きでした。まだギクシャクした雰囲気は残っているものの恨めしい存在ではなくなったのです。
─━─━─━─━─ここまで─━─━─━─━─
私の体験談はここまでです
なぜ口うるさい人がいなくなったのか・・・
自分のなかでのポイントは2つ
・応援してほしい人に応援されなくても、やりたいことはやると決めた
・反対意見に心痛めてもいい、でも行動するときに少しも影響されなくていいと決めた
なんか、「自分で決めるだけで周りが変わったら苦労しないよー」と
思いますよね
私も4年かけてやっと解決してるので、
賢い方法はもっとほかにもあるのだと思います^^;
でも自分なりに収穫だったな!と感じています
苦しい時間はいろんな人のブログを読みました
実業家・友松ハニーさんの記事「世界で一番 自分を信じて★」
自分で決める、私に命令する人はいらないっと吹っ切れたのも
この記事の影響が大きいです
私は○○さんに影響されない
誰に何を言われても、やりたいことはやる
言いなりにさせようとする人はいらない
自分とは住む世界が違う、住む世界が変わろうとしていて足を引っ張っている人のことを私は気にすべきでない
意識を向けなくていい、自分の大切なエネルギーを注いでいる場合じゃない
自分で決めることで、実際に現実の人間関係も変化する
どういうからくりかは分かりませんが
効果は絶大でした
広告
広告