こんにちは、ブログ担当の齋藤です。
もう年末ですね。
2017年の最後はどのように過ごす予定でしょうか?
私は毎年、テレビを観ながら、家族とのんびり過ごしています。
さて、今回は年末の行事やお飾りについての情報を
お伝えしたいと思います。
12月は、旧暦の名称を『師走(しわす)』といって、
一説には、「師※も走るほど忙しい」ということを
意味しているそうです。
※『師』は、教師、または僧侶などの寺院関係者を示すようです
そんな忙しい12月には行事が目白押し。
まず、13日は『煤払い』といって、正月の準備を
始める日です。
煤払いとは大掃除のことで、江戸時代、江戸城で
行われていた大掃除が広く庶民に広まりました。
22日は『冬至』で、一年で一番日が短い、
つまり、夜が長い日となります。
かぼちゃを食べて柚子を浮かべたお風呂『柚子湯』に入ります。
かぼちゃは栄養豊富で風邪予防にオススメですし、
柚子湯は血行をよくして冷え性緩和に役立つようです。
柚子湯にちなんで、毎年人気デュオの『ゆず』が
冬至ライブをしていますが、
今年がファイナルだったようで、ちょっと残念ですね。
あとは、26日あたりから正月飾りを飾って、
31日の『大晦日』を迎えます。
正月飾りといえば、『門松』『鏡餅』『注連飾り(しめかざり)』
などがありますね。
北海道では『門松』を飾る家庭は少ないでしょう。
たまに、道産の松で作ったという話は聞きます。
丸井今井などのデパートでは大きいものが見れますよ。
『鏡餅』は、すっかりプラスチック製のものが主流ですね。
中に小袋のおもちが入っていて、使い勝手は良くなりました。
なぜ『鏡餅』というのかですが、昔神事で使われていた銅鏡を
真似たからだと言われています。
『松の内』(11日あたり)まで飾り、その後『鏡開き』をして、
美味しくいただきます。
この時、包丁などの刃物を使うのは縁起が良くないそうです。
昔の鏡餅は大きかったので、
我が家はばっちり包丁で切ってましたが……
『注連飾り(しめかざり)』は本当に種類が多く、
毎年どれにするか悩まれる方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
車用の飾りなどもあるので、
それで正月気分を盛り上げるのもいいですよね。
『大晦日』には、『年越し蕎麦』を食べます。
『年越し蕎麦』には、細く長く、長寿でいられるように、
という願いが込められていますが、
実は、手っ取り早く食べられるからという説もあるようです。
日をまたいで、『除夜の鐘』を打ちます。
108回打ちますが、これは人間の煩悩の数で、
鐘を打つことでこの煩悩を払うそうです。
こうして並べると、本当に色々あります。
全部行うのは大変ですが、できるところからやってみて、
年末の行事を楽しめると素敵ですね。
2017年中は、当サイトをご覧いただき有難うございました。
来年、2018年もご訪問いただけると幸いです。
どうぞ良いお年をお迎えください!