ブログ担当のakaneです。
少し前の話になりますが、先日あった長女の中学校への入学式で感じたことを記事にしてみました。
こちらの地方は、また冬に逆戻りかと思うほど寒かったです。
それでも、入学に胸膨らませた新一年生のはつらつとした笑顔で私もニコニコして出席しました。
その1時間ほどの式の中で私が不思議に思ったことがあります。
それは「拍手」です。
来賓祝辞や新入生代表あいさつなど、言葉が終わった後、拍手までに妙に長い間があることに気づいたのです。誰かが先に拍手をするのを読みあっている妙な空気が息苦しくも感じられるほどでした・・・
学校長の式辞の時はさすがにお辞儀だけれども、登壇して話す方々に拍手するのは失礼にあたるのかな?という疑問がわいてきたのです。
この前出席した卒業式にはこんな違和感はなかったのですけどね。
それから調べるうちに分かったのですが、拍手に関しての正しい作法って統一見解みたいなものは無いようでした。
唯一、校長先生の式辞の時は座礼で粛々と式を進めるのがあっているようです。
このようなことを知ってか知らずか、じゃあこの場面では拍手していいの?どうなの?といった保護者や来賓、在校生の腹の探り合いが勃発したのですね。
しかしよくよく考えると、保護者と来賓、在校生では立ち位置が違うので、拍手すべきは招かれた立場の保護者なのでは??と私は思い立ちました。
たかが拍手かもしれませんが、他人の出方を見て、誰かが耐え切れずに拍手したのを皮切りに、皆もそれに従うというのは何だか日本人らしいというか・・・
ただ、そんな私自身は自他ともに認める八方美人です。
他人からの評価を気にして、常に周囲に振り回される典型的なタイプです。
自分でそれを自覚してもそれを改革することはできず、自分自身を持ったタイプの人にあこがれを抱いて終わってしまします。
それでも自分は万人に好かれるいい人だと思っていたのですが、ある時気が付いてしまいました。
他人が私の発言で嫌な思いをしないように顔色をうかがう私は、実は自分を守っているだけの自己中心的な人間なのかも?ということに!
私のそばには幸せなことにいつでも私の発言や考えをプラス方向に置き換えてくれる人がいます。
他人の動向に敏感な自分が、他人の気持ちを考えているようでも実は自分に不利益がないように考えてしまう自己中人間だという、がっかりしてしまうような考え方を「私がどんな発言をしたら、この人は喜んでくれるのか?」という風に置き換えてくれました。
まるで春風のようにふわりと気持ちが軽くなりました。
ここころには、自分のこころを軽くしてくれるヒントがあります♪
拍手から随分離れてしまいましたが、来年度、下の子が今度は小学校へ入学します。
その入学式では、自分がありがとうを伝えたいタイミングで拍手をしてみようと思います。