不快に感じることから少し離れてみましょう
札幌市のカウンセリング、メンタルサポートここころのブログ担当の小林です。
今年の札幌は良い天気の日が少ないように思います。
天気が悪いとそれだけでもうつの症状は悪化するものです。どうも気圧に関係しているようです。
とはいえ、晴れの日は晴れの日で明るいのがストレスになることもあります。
外に出て太陽の光を浴びた方が良いのはわかってても、嫌になってしまって部屋のカーテンを締め切って1日すごす方もいらっしゃるでしょう。
また、音に過敏になってしまう方もいるでしょう。
特に家族と同居されている方は、家族の生活音や喋る声でさえ耳触りに感じるかと思います。
今回はそんな外部からの刺激に対してのストレスを多少でもラクにできる対策をご紹介致します。
光を遮断する
太陽の光を浴びることは大切なことです。
とはいえ無理に1日中浴びてかえってストレスになってしまうのであれば、ある程度時間を決めて光にあたったあとは一時的にであれば遮断してしまっても良いと思います。
当たり前ではありますが、アイマスクを使うと目の前が暗くなります。
普通に目を閉じたときよりも暗く感じますので、光からの刺激が多少は楽になります。
ネット通販等では真っ黒のアイマスクも多く売られています。
自分の好きな柄を選んでも良いですね。
最近の物は肌触りの良いものも増えているようです。
音を遮断する
音を遮断する方法で手軽に出来るものは、
・他の音でごまかす
・耳栓等で塞いでしまう
の二通りあるかと思います。
音でごまかすことについては音楽を聞いたり、最近は不快な音を消すためにあえてノイズ音の流す装置もあるようですね。
ノイズ音の装置は使ったことがありませんので何とも言えませんが、音楽で音をごまかす方法は音楽が聴きたくない時には有効ではありません。
そこで個人的にお勧めなのが、二つ目の方法の「耳栓等で塞いでしまう」という方法になります。
耳栓は薬局等の旅行用品売り場やインターネットで購入ができます。
旅行用品売り場にあるものは400~500円くらいで1セットか2セット入ったものが多いでしょうか。
いくつか種類があるようですが、私自身がもっているものはウレタン素材の物です。
つぶして耳の穴に入れると耳の中で膨らんで、耳の穴をふさいでくれます。
大きさの合わないものを使うと耳が痛くなるので、できるだけ自分にあった大きさのものを使うと良いです。
単純ではありますが気になる音を軽減できます。
また、耳栓の他に耳を塞ぐものとして、イヤーマフがあります。
これは機械を使う時や射撃の時等に騒音を軽減するのに用いる物です。
見た目はヘッドホンのようですが、ヘッドホンとは違い、耳を覆って音を遮断してくれます。
少々頭を押されるような圧迫感と重みがありますし、ヘッドホンのような形なので寝ると寝がえりがかなりしづらいですが、こちらもかなりの音を遮断してくれます。
価格は耳栓よりは高くはなりますが、2000円しないものも多いようです。
インターネットでの購入が早いかと思います。
耳栓とイヤーマフは併用ができます。
どちらかのみ使用して、それでも音が気になる場合は併用するとより防音の効果が得られます。