こんにちは。札幌のカウンセリングサロン「ここころ」です。
7月に入り、札幌でも暑い日が続いたり、蒸し暑さを感じる日が増えてきました。このような暑さが続くと、体だけでなくメンタル面でも様々な影響が出てくることがあります。気温の上昇とともに、疲労感やイライラ感が増すことはよくあることです。暑さがメンタル面でどのような影響を与えるのかについてまとめました。
暑い時期は疲労感が増加
暑くなると体から熱を逃がすために汗をかいたりします。汗をかくことにも多くのエネルギーが使われるため、普段と変わらない生活を送っていても疲労感を強く感じたり、集中力が低下してしまうことがあります。札幌は梅雨が無いと言われていますが、近年では蒸し暑い日が多くなってきたと感じています。高温多湿の環境では体温調節のために汗をかきやすくなり、その結果として疲労感が増し、集中力が低下しやすくなります。
また、暑さが続くことで睡眠の質が悪くなり、体が十分に回復しないまま朝を迎えることが増えます。この状況が続くことで慢性的な疲労感につながり、心にも余裕がなくなり、イライラ感が増してしまいます。したがって、暑い時期にはエアコンや扇風機を利用して体温を調節し、適切な睡眠環境を整えることが重要です。
話すことも大切に
暑い時期が続くと、疲労感が増し、気分が落ち込んでしまう可能性が高くなります。そのため、家族や友人とのコミュニケーションをとることが少なくなりがちです。しかし、自分のことを話すことはストレス発散に効果があるため、コミュニケーションが少なくなると心にストレスを溜め込みやすくなります。暑い時期は疲労感で体が疲れ、話すことが億劫になってしまい、心にストレスを溜め込みやすくなるのです。
話す環境も大切に
自分のことを話すことはストレス発散に効果がある一方で、自分の気持ちを話したときに「共感してくれるか」「否定されるか」でストレスの発散効果が変わってきます。特にアドバイスがくると「もっと頑張らなくてはいけないのか」という感覚になり、心に余裕がない場合は辛くなってしまうことがあります。このようなときはカウンセリングを検討いただけると嬉しいです。
カウンセリングは個室で行うため、お話が外に漏れる心配がありません。自分のことを話す環境はストレス発散効果があり、心の余裕を作り出すことにつながります。自分のことを話すことで心のケアに役立ちます。
札幌でカウンセリングが一番多いのは9月~10月
全国的にカウンセリングが一番多いのは「5月」ですが、札幌でカウンセリングが一番多い時期は「9月・10月」です。近年は札幌でもエアコンが普及していますが、暑さに我慢できないときにだけ使うケースが多いのではないでしょうか。そのため、夏の時期に疲労感が増し、心と体に余裕がなくなってしまうのです。
その結果、涼しくなったから動き出そうとすると心と体が悲鳴を上げ、うつ症状が出てしまうことがあります。涼しい時期に動き始めるためにも、暑くなる7月8月に心のケアを大切にしてください。
心身の健康を保つために、暑さ対策と適切なケアを心がけてください。