みなさん、こんにちは。メンタルサポートここころです。
当カウンセリングルームのある札幌では、年明け前に比べ穏やかな冬となっています。気温は例年より暖かいそうですが、雪が降るほど寒いということに変わりはありません。
「寒さ」はメンタルにも影響を及ぼすことがあり、気温が寒くなると体調や気分が不安定になりがちです。身体が冷えると、心もどこか落ち着かない気持ちになったり、逆に心の疲れが体調に現れたり…。
そんな季節にこそ、大切なのは“心と体のバランス”です。
今回は、寒さに負けない心のケアと、身体と心を整える方法をお話ししようと思います。
「最近なんだか気分が落ち込みがちだなぁ…」と感じる方は、ぜひ試してみてくださいね。
冬の心身の不調の際、意識すること
「寒さ」はあなたにさまざまな影響を与えます。
その際に意識しておくと良いポイントなどをご紹介しますね。
不調に見舞われた際にも、意識しているかいないかでは全く心持ちが違うと思います。
ぜひこのブログを見たことをきっかけに、以下のポイントを意識して生活してみましょう!
1. 心と体のつながりを意識する
寒い季節、体が冷えてしまうと、自然と体力も落ちてきますよね。
その影響で、気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりすることもあります。
この原理は逆も成り立ち、体調を整えることで心も安定します。
また、心が疲れていると、体が重く感じたり、体調が崩れやすくなることも。
だからこそ、まずは心と体はお互いに影響し合っていることを意識することが大切です。
2. 簡単な運動
寒くなると、どうしても外に出たくなくなりますよね。
暖かい時期に比べ、運動量が減ってしまうことが、心に影響を与える場合があります。
運動をすると、幸せホルモンと呼ばれているものが脳内で発生すると言われています。
散歩などの軽い運動が、心と体の両方に良い影響を与えることができます。
室内でもできるストレッチや、簡単なヨガなども効果的で、心のリラックスにもつながり気分がスッキリと整います。
3. 日光を浴びる
札幌の冬は、日照時間が短くなりがちです。太陽の光を浴びることは、心と体にとって非常に大切です。
日光を浴びることで「セロトニン」というホルモンが脳内で分泌されるのですが、このホルモンが気分を安定させる働きがあり、心の健康を守ってくれます。
朝の短い時間でも外に出てみたり、窓を開けて明るい光を取り入れるだけで、心が軽くなることを実感できるかもしれません。
4. 温かな食事で心と体を温める
寒い季節におすすめなのが、温かい食事です。温かいスープやお鍋などは、体を内側から温めてくれ、心も落ち着きます。
またお野菜も摂取しやすいメニューですので、栄養バランスの取れた食事を心がけることができ、体調を整え心も安定させやすくなります。
特に、ビタミンB群やオメガ3脂肪酸が豊富な食材(例えば魚やナッツ、緑黄色野菜など)を取り入れることで、心身の健康をより効果的にサポートできますよ。
5. 自分を大切にする時間を持つ
忙しい日常の中で、つい自分のことを後回しにしがち。
ですが、寒さが増すこの時期こそ、自分自身をいたわる時間を作りましょう。
お気に入りの本を読んだり、温かいお茶を飲んだり、ゆっくりお風呂に入ることで、心も体もリラックスできます。自分の心と体を大切にすることが、寒い季節を元気に乗り越える鍵となります。
まとめ
寒さが厳しくなると、心も体も疲れやすくなります。
しかし、心と体のことを意識する、整えていくことで、冬を乗り越える力が湧いてきます。
運動や日光、温かい食事、そして自分を大切にする時間を意識して、心と体のバランスを取ることが大切です。
寒い季節だからこそ、心も体も温めて、元気に過ごしていきましょう。自分の心と体を大切に、無理せず過ごすことが心の健康につながります。
しかし、寒さ対策をしているのに心に不調を感じる、なかなか落ち込みから回復できない、イライラが止まらないと言うときは、季節や気温以外に原因があるかもしれません。
そのような時は、無理せずカウンセリングを受けることも選択肢の一つです。
気軽にご相談いただけると嬉しいです。
心のケアを大切にして、穏やかな毎日を送っていきましょう。